voxsangman’s blog

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医学アラカルト-3.歌舞伎症候群-

歌舞伎症候群は、常染色体優性遺伝の遺伝疾患で、1981年に遺伝医学の権威新川詔夫(1942~2022)と黒木良和によってそれぞれ独立して報告されたもので、特徴的な顔貌を呈する疾患として初めて報告された疾患です。

そのことから新川-黒木症候群とも呼ばれています。

歌舞伎症候群の特徴としては、切れ長の目がありますが、これが歌舞伎役者の化粧を思わせることから歌舞伎症候群と呼ばれる所以です。

この疾患の発生頻度は約32,000人に1人という稀な疾患で、難病に指定されています。

 

切手は1992年日本発行の「歌舞伎シリーズ 第4集」の中の一枚で、熊谷次郎直實(初世 中村吉右衛門)を描いたものですが歌舞伎役者の化粧の切れ長の目がよくわかります。

 

1992年日本発行歌舞伎シリーズ 第4集

切手は1992年日本発行の「歌舞伎シリーズ 第6集」の中の一枚で、曽我五郎(二世 尾上松緑)・曽我十郎(一七世 中村勘三郎)を描いたものですが歌舞伎役者の化粧の切れ長の目がよくわかります。

 

1992年日本発行歌舞伎シリーズ 第6集

切手は2018年日本発行の「日本の伝統・文化シリーズ 第1集」の中の一枚で、歌舞伎役者の化粧が描かれ切れ長の目がよくわかります。

 

2018年日本発行日本の伝統・文化シリーズ 第1集