voxsangman’s blog

世界の切手を使って医学・世界の出来事・神話・法則などをわかりやすく解説していきます。

2023-08-01から1ヶ月間の記事一覧

切手アラカルト-5.付加金付切手-

本来の郵便料金に加えて、 様々な寄附金を上乗せした価格で販売される切手で、郵便料金にの額面に寄付金をプラスして表示されています。 一般的には寄付金は郵便料金より少なくなっていますが、中には寄付金が郵便料金を上回る高額なものもありました。 寄付…

切手アラカルト-4.無額面切手-

無額面切手とは、郵便料金として使える金額すなわち額面が記載されていない切手のことを言います。 発行された最初は、郵便料金改定の決定が間に合わないことを予想して印刷されたために発行されていましたが、現在では基本料金などの郵便料金に使用できるこ…

切手アラカルト-3.エラー切手-

切手の図案を作成するときに、図案作成者の考察ミスや、印刷工場の製造ミスなどによって、問題ある切手が生じることがあります、この切手のことをエラー切手といいます。 エラー切手の種類としては、図案ミス・彩色エラー・印刷漏れエラー・逆刷りエラー・用…

切手アラカルト-2.不発行切手-

郵政当局によって切手の発行が計画・準備が行われながら実際は何らかの要因で郵便局の窓口から販売されなかった切手のことで、実際には郵便切手として発売されていない切手のことを不発行切手という。 世界各国で何らかの事情で販売されなかった切手は多く存…

切手アラカルト-1.日本国の切手の国名表記-

切手の種類や発行目的など特殊な切手について解説していきますのでお付き合い下さい。 第一回目は、切手の国名表記についてです。 切手にはその切手の使用できる金額が「額面」として表記されています。 ※例外として額面表記のない無額面切手もあります※ ※無…

切手に見る新世界七不思議-8.タジ・マハル-

タジ・マハルは、インド・ウッタルプラデーシュ州アグラ市にある白大理石の霊廟です。 ムガル帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンが、愛妃ムムターズ・マハルの死を悼んで1632年に着工し、1653年に完成しました。 ムムターズ・マハルは、シャー・ジャハーンとの…

切手に見る新世界七不思議-7.チチェン・イッツァ-

チチェン・イッツァは、メキシコのユカタン半島にあるマヤ文明の遺跡でユカタン半島北部に位置し、800年近く続いたマヤ文明最大規模の都市です。 6~7世紀頃のマヤ古典期の「旧チチェンイツァ」と、10世紀以降に再び築かれた後古典期の「新チチェンイツァ」…

切手に見る新世界七不思議-6.マチュピチュ-

マチュピチュは、ペルーにあるインカ帝国の遺跡です。 マチュピチュは、インカ帝国の皇帝パチャクティの別荘として建てられたと言われていて、インカ帝国の首都クスコから約100キロメートル離れた場所に位置しています。 15世紀に建てられたと考えられており…

台風7号による被害のお見舞い

このたびの台風7号により被災された方々に心からお見舞い申しあげます。 また復興にご尽力されている皆様には、心から感謝申し上げます。 早期の復旧をお祈り申し上げます。

切手に見る新世界七不思議-5.ペトラ遺跡-

ペトラ遺跡は、ヨルダン南部、ワディ・ムサ渓谷に位置する古代都市遺跡で紀元前3世紀頃にナバテア人によって建造されました。 ペトラ遺跡は、1812年にスイス人の探検家ヨハン・ブルクハルト(1784~1817)によって発見され当時、ペトラ遺跡は砂漠の中に埋も…

切手に見る新世界七不思議-4.コルコバードのキリスト像-

コルコバードのキリスト像は、ブラジル・リオデジャネイロ市のコルコバードの丘に建つキリスト像で、高さは38メートル、両腕を広げた時の幅は28メートルで世界最大の宗教像のひとつです。 山頂へは、ケーブルカーでアクセスすることができます。ケーブルカー…

切手に見る新世界七不思議-3.コロッセオ-

コロッセオは、古代ローマの円形闘技場で西暦72年に着工され、西暦80年に完成し、規模は長径188メートル、短径156メートル、高さ48メートルで、5万人を収容できます。 コロッセオは、古代ローマの政治、宗教、文化の中心地で剣闘士の戦い、野生動物の狩猟、…

切手に見る新世界七不思議-2.万里の長城-

万里の長城は、中国北部に築かれた城壁で、紀元前7世紀から20世紀初頭にかけて、中国の歴代王朝によって断続的に建設され、その総延長は約2万1,961.8キロメートル(1万3,171マイル)に及び、世界最長の人工建造物です。 万里の長城は、北方からの侵略を防ぐ…

切手に見る新世界七不思議-1.新世界七不思議とは-

新世界七不思議は、2007年にスイスの新世界七不思議財団が主催したインターネット投票によって選ばれた、世界7つの建造物で選ばれたのは以下の通りです。 ※あたかもユネスコ公認であるかのように誤解を招く表現を使用していたことに対する批判もあり、最終結…

切手で世界七不思議の謎を探る-8.アレクサンドリアの大灯台-

紀元前3世紀にエジプトのアレクサンドリア湾岸のファロス島に建てられた灯台です。 このアレクサンドリアの大灯台は、当時最も高い建造物の1つで、高さは約120メートルあったと言われています。 現在ではその灯台は存在していませんが、多くの文献によれば…

切手で世界七不思議の謎を探る-7.ロードス島の巨像-

紀元前3世紀頃にリンドスのカレスによって作成されロードス島に建てられた巨大な彫像で太陽神ヘリオスを描いており、高さは約30メートル、重さは約200トンで像は銅で出来ていました。 この像は、紀元前292年にロードス島がキュプロス島との戦争で勝利したこ…

切手で世界七不思議の謎を探る-6.ハリカルナッソスのマウソロス霊廟-

マウソロスと妻のアルテミシアの遺体を安置するために造られた霊廟です このハリカルナッソスにあるマウソロス霊廟は、マウソロスの死後にアルテミシアが夫のために建造したと伝えられていますが、実際にはマウソロスの生存中に建造が開始されたと考えられま…

切手で世界七不思議の謎を探る-5.オリンピアのゼウス像-

オリンピアのゼウス像は、紀元前435年に古代の高名な彫刻家ペイディアス(紀元前490年頃~紀元前430年頃)によって古代ギリシャのオリンピアで建てられた最高神ゼウスを模った彫像です。 オリンピアのゼウス像は、高さが約12メートル、重さは約100トンで金と象…

切手で世界七不思議の謎を探る-4.エフェソスのアルテミス神殿-

エフェソスのアルテミス神殿は、紀元前7世紀から紀元3世紀にかけてエフェソスにあった、アルテミスを奉った総大理石の神殿です。古代世界の七不思議の1つに数えられ、その壮麗さは古代世界でも有名でした。 神殿は、ギリシャ人建築家ケルソプロンによって設…

切手で世界七不思議の謎を探る-3.バビロンの空中庭園-

この空中庭園は言い伝えによると、紀元前600年頃にバビロンに建設され、新バビロニアの王・ネブカドネザル二世(紀元前634~紀元前562)が、メディア出身で砂漠の国に輿入れするのを嫌がった王妃アミュティスを慰めるために建造したとされています。 バビロン…