voxsangman’s blog

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世界史ミステリー67.スフインクスの謎-

スフィンクスは、エジプトにある巨大な彫像で、ライオンの胴体に人間の頭を持つ怪物であり、古代エジプトの王権の象徴とされています。

スフィンクスは、ギザのピラミッド群の近くに位置し、その大きさは長さ73.5メートル、高さ20メートル、顔幅4メートルにもなります。

スフィンクスは紀元前2600年頃に建造されたと考えられていますが、その正体や目的は謎に包まれたままです。

スフインクスには以下のような多くの謎があります。

1.建造された目的でスフィンクスは、王の守護神として建造されたという説や、太陽神ラーを象徴したものであるという説など、様々な説がありますが、その真相は解明されていません。

2.建造された年代ですが、紀元前2600年頃に建造されたと考えられていますが、一部の研究者からは、もっと古い時代に建造された可能性があるという説も出されています。

スフインクスの足の部分の地層の侵食からして、建てられた時期は紀元前12000年前と主張する地質学者もいます。

3.スフインクスの顔は、何を表しているのか、また最初からその顔であったのかです。

スフィンクスの顔は、穏やかな人の顔の表情をして王の威厳を今に伝えているとされていますが、この顔は作り変えられたもので以前はイヌの姿をした死者の神、あるいは墓地の神であるアヌビス神の顔であったという説もあります。

4.スフインクスの鼻の破壊された謎です。

鼻は失われており、これはナポレオンがエジプト遠征の際に大砲で壊したと言われますが、これは間違いで、ナポレオン遠征のときには既に鼻は欠けていました。

スフィンクスの鼻が誰によって壊されたのか、その真相は分かっていません。

スフィンクスの謎は、今もなお解明されていませんがその巨大な姿は、古代エジプトの王権の威厳を今に伝えているようです。

 

切手は1967年エジプト発行の「切手の日記念切手」の中の一枚で、イヌの頭部を持つアヌビス神が描かれています。

 

1967年エジプト発行切手の日記念切手

切手は1914年エジプト発行の「エジプトの歴史切手」の中の一枚で、スフインクスが描かれています。

 

1914年エジプト発行エジプトの歴史切手

切手は2003年サントメ・プリンシペ発行の「古代エジプトの遺跡切手」の中の一枚で、スフインクスの横顔が描かれています。

 

2003年サントメ・プリンシペ発行古代エジプトの遺跡切手

切手は1991年エジプト発行の「切手の日小型シート」で、スフインクスとピラミッドが描かれています。

 

1991年エジプト発行切手の日小型シート

切手は1976年マダガスカル発行の「ツェッペリン飛行船75周年記念切手」の中の一枚で、スフインクスとピラミッドの上空を飛行する飛行船ツェッペリン号とフェルディナント・アドルフ・ハインリヒ・アウグスト・フォン・ツェッペリン伯爵(1838~1917)が描かれています。

 

1976年マダガスカル発行ツェッペリン飛行船75周年記念切手

切手は2005年国連ニュヨーク発行の「世界遺産 エジプト切手」の中の一枚で、スフインクスが描かれています。

 

2005年国連ニュヨーク発行世界遺産 エジプト切手