voxsangman’s blog

世界の切手を使って医学・世界の出来事・神話・法則などをわかりやすく解説していきます。

切手アラカルト-15.普通切手(通常切手)-

種々の郵便料金に対応した額面が発行され世界最初の切手であるペニー・ブラック1840年発行)も普通切手でした。

普通切手とは、郵便料金の納付を主目的に発行される切手で日本では、1871年に日本初の切手として、竜が2匹描かれた「竜文切手」が発行されました。

普通切手は、その用途が広いため、最も多く発行されている切手です。

現在発行されているもので額面金額が一番高い切手は500円切手で、また一番低い切手は1円切手です。 

※2015年に発行された富士図の1000円普通切手がありましたが、実用という意味での需要は少なく、2019年の消費税増税に伴う郵便料金の変更によって廃止となりました※

普通切手は様々な重さや配達区域がある郵便料金に対応するため、様々な額面の切手が発行されています。

普通切手には、さまざまな種類があり発行された年、図柄、額面などによって異なり、普通切手には日本を代表する風景や人物を描いたもの、季節の花や植物を描いたもの、動物を描いたものなどさまざまな種類があります。

普通切手は、郵便に使用するだけでなく、コレクションや記念品としても人気があります。


切手は1840年イギリス発行の世界最初の切手「ペニー・ブラック1ペニー切手」で、ビクトリア女王の横顔が描かれています。

 

1840年イギリス発行の世界最初の切手「ペニー・ブラック1ペニー切手」

 

切手は1948年沖縄発行の「第一次普通切手」7種類の内の一枚で、20錢ソテツが描かれています。

 

1948年沖縄発行の「第一次普通切手」

 

切手は1932年満州国発行の「第一次普通切手」18種類の内の一枚で、1/2f遼陽の白塔が描かれています。

 

1932年満州国発行の「第一次普通切手」

切手は2015年日本発行の「普通切手」で、江戸時代後期の画家田能村 竹田(たのむら ちくでん:1777~1835)作富士図が描かれています。

 

2015年日本発行の「普通切手」