voxsangman’s blog

世界の切手を使って医学・世界の出来事・神話・法則などをわかりやすく解説していきます。

切手アラカルト-16.航空切手-

航空切手とは、航空郵便に使用する目的で発行された切手です。

航空郵便とは、飛行機を使って郵便物を輸送するサービスです。

航空切手は、通常の切手よりも額面が高く、航空郵便料金の納付に使用されます。

世界初の航空切手は、1917年にイタリアで初めて発行されました。

これはローマとトリノ間で行われた試験飛行に使われたもので、その時使われていた速達切手に航空切手であることを印刷して発行されています。

その後、世界各国で発行されるようになりました。

飛行機の図柄を最初から印刷して1918年に発行したのは米国です

日本では、1929年に初めて正式の航空切手が発行されました。

航空切手は航空郵便以外には使用できない国が多くありましたが、日本ではその制限がなく普通郵便にも使用されています。

航空切手には、さまざまな種類があります。その種類は、発行された年、図柄、額面などによって異なります。航空切手には、航空機を描いたもの、飛行機で輸送された郵便物を描いたものなど、さまざまな種類があります。

現在では先進国ではほとんど航空切手は発行されていません。

航空切手は、郵便に使用するだけでなく、コレクションや記念品としても人気があります。

切手は1917年イタリア発行の世界最初の航空切手の中の一枚です。

 

1917年イタリア発行世界最初の航空切手

切手は1918年米国発行の「航空切手」で、カーチス ジェニー機が描かれています。

 

 

1918年米国発行「航空切手」

切手は1929年日本発行の「芦ノ湖航空切手」の中一枚で、芦ノ湖上空を飛行するフォッカー7型3M旅客機が描かれています。

 

1929年日本発行「芦ノ湖航空切手」