voxsangman’s blog

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世界史ミステリー24.マリーアントワネット一夜で白髪-

マリー=アントワネット=ジョゼフ=ジャンヌ・ド・アプスブール=ロレーヌ(1755~ 1793)は、フランス国王ルイ16世の王妃です。

オーストリアとフランスの政治的同盟のためルイ16世へ嫁ぎ、1793年10月16日、マリー・アントワネットはギロチンによって処刑されました。

朝から荷馬車に乗せられ、パリの街を1時間以上も引き回された後に処刑されました。 

マリー・アントワネットには「処刑される恐怖で、一晩のうちに髪が真っ白になった」という有名なエピソードがあります。

他にも恐怖によって短期間で白髪になったという逸話は存在していますが、その真偽は定かではありません。

急性ストレスによって交感神経系が過剰に活性化すると、神経伝達物質として働くノルアドレナリンが大量に放出されることから、このノルアドレナリンは、毛包の色素再生幹細胞を過度に活性化させ急速に枯渇させるため、白髪になるのを促進するとい論文があります。

マリー・アントワネットが白髪になったと伝えられる話も、一晩で起きたとはいえませんが、真実だった可能性もあります。

 

切手は1971年チャド発行の「フランス宮廷の王とその人物切手」の中の一枚で、フランスの女性画家エリザベート=ルイーズ・ヴィジェ=ルブラン(1755~1842)の絵画バラの花を持つマリーアントワネットが描かれています。

 

1971年チャド発行フランス宮廷の王とその人物切手

切手は1971年チャド発行の「フランス宮廷の王とその人物切手」の中の一枚で、フランスの画家ジャン=バティスト・シャルパンティエ(1728~1806)の絵画マリーアントワネットが描かれています。

このときのマリーアントワネットの髪はブロンドです。

 

1971年チャド発行の「フランス宮廷の王とその人物切手

切手は1989年シエラレオネ発行の「フランス革命200周年記念切手」の中の一枚で、マリー・アントワネットが描かれています。

 

1989年シエラレオネ発行の「フランス革命200周年記念切手