不足料切手(ふそくりょうきって、英:Postage Due Stamps )は、未払いや不足の郵便料金など、郵便局が受取人から徴収するあらゆる金銭の徴収のために発行した切手である。
なんらかの理由で実際に必要とする郵便料金よりも少ない料金分の切手しか添付していない郵便物に対し、郵便局が不足料切手を添付し宛名人から不足料金を徴収するために使用されていた
世界の多くの国で発行されているが、日本のように一度も発行したことのない国や、既に発行停止した国も存在する。
料金不足切手とは、郵便料金を支払うために貼られた切手の額面が、郵送する郵便物の重さや大きさによって必要な額に満たない切手です。
料金不足切手が貼られた郵便物は、郵便局に返送され、不足分を支払う必要があります。
料金不足切手を貼ってしまった場合、以下の対処方法があります。
不足分を支払い、郵便物を再投函する。
受取人が不足分を支払い、郵便物を受け取る。
郵便物を受け取らず、返送する。
料金不足切手は、郵便料金を支払っていないとみなされます。
そのため、料金不足切手を貼ってしまった場合、郵便物が送達されなかったり、受取人が不足分を支払わなければならなかったりするなどの不利益を受ける可能性があります。
切手は1859年フランス発行の「不足料切手」です。
切手は1900年ベルギー発行の「不足料切手」の中の一枚です。
切手は1962年アイルランド発行の「不足料切手」の中の一枚で、1942~1970年まで使用されています。