voxsangman’s blog

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世界史ミステリー62.イエティ-

イエティ(Yeti)は、ネパールやチベットなどのヒマラヤ地域に伝わる伝説上の生物で、人間よりも大柄で毛深く、人型の姿をしているとされています。

イエティは、ネパールでは「ヤンバール」と呼ばれ、チベットでは「メーティ」と呼ばれることがあり、更にビックフット・サスカッチ・雪男・雪人とも呼ばれています。

イエティの存在については科学的に証明されておらず、目撃例や足跡、毛髪の発見など、証拠はいくつか存在しますが、それらはいずれも確固たるものではありませんが、イエティを探し求める研究者や冒険家たちは、今でもヒマラヤ地域での調査を続けています。

イエティの見た目や性格については、伝説や証言によって異なる記述があります。

一般的には、身長が2~3メートルにも達し、全身が白い毛皮に覆われているとされています。

また、人間に似た手足を持ち、指先には鋭い爪があるとされています。

性格については、攻撃的なものや人間に友好的なものなど様々な説があります。

イエティの存在は、1887年にイギリスのウォーデル大佐が足跡を発見したことで世界に知られるようになりました。

その後、実物を目撃したとの報告もあり、1954年のイギリスのデイリー・メール紙を皮切りに各国より何度となく探査隊が派遣されています。

日本では1959年に東京大学医学部で小川鼎三教授を代表とする「日本雪男研究グループ」が結成され、毎日新聞社をスポンサーとして、6名の学術探検隊がエベレスト山麓に派遣され、12月17日から探検を開始しましたが雪男を発見できず翌年1月31日に打ち切られています。

現在までにイエティの目撃例は数多く報告されていてます。

イエティの存在は科学的に証明されておらず、未だに謎の生物となっていますが、その存在を信じている人は多く、イエティを探す探検隊はこれからも続くことでしょう。

 

切手は1970年ブータン発行の「動物3D切手」の中の一枚で、雪男が描かれています。

 

1970年ブータン発行動物3D切手

切手は1992年モルディブ発行の「宇宙の謎シリーズ」の中の一枚で、イエティの足跡が描かれています。

 

1992年モルディブ発行宇宙の謎シリーズ