voxsangman’s blog

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日本史アラカルト-4.東洲斎写楽-

江戸時代中期の浮世絵師東洲斎写楽は、生没年は一切不明です。

1794年(寛政6年)5月から1795年(寛政7年)1月にかけてのおよそ10ケ月と短い期間に役者絵、相撲絵、その他の作品をおよそ145点余り版行したのち、忽然と姿を消した謎の絵師として知られています。

独自の表現によって、役者の演技力と内面的な魅力までを描きましたが、役者の素顔を忖度なく描き出したことが不評だったためにあまり人気は出なかったようです。

写楽が忽然と姿を消した本当の理由は、未だまだわかっていませんし、2022年現在においても彼の正体は依然として不明のままです。

切手は1956年日本発行の「切手趣味週間」で、東洲斎写楽の『市川蝦蔵』が描かれています。

1956年日本発行切手趣味週間」

 

切手は1984年日本発行の「切手趣味週間」で、東洲斎写楽の『大谷鬼次の江戸平衛』と『岩井半四郎の重の井』が描かれています。

 

1984年日本発行切手趣味週間