一定期間に差し出される郵便物を対象に正規の郵便料金とは別に、郵便物自体に課税する際に、その税を徴収するために貼り付けさせる切手を言います。
郵便税切手は中南米諸国や旧ユーゴスラビア、トルコなどで発行されています。
トルコでは1928年から1958年まで赤新月マークが入った郵便税切手が発行されています。
これで徴収された税金は、慈善活動・児童福祉・戦後復興などに使用されています。
日本においては今までに郵便税切手は発行されていません。
切手は1949年ドイツ - アメリカ・イギリス財務局(バイゾーン/占領区域)発行の「郵便税切手」の中の一枚で、西ベルリン市内で発送される郵便物に添付が義務付けられた切手です。
切手は1952年トルコ発行の「郵便税切手小型シート」です。
切手は1956年トルコ発行の「郵便税切手」の中の一枚で、母乳育児中の母親が描かれています。
切手は1994年マケドニア発行の「郵便税切手」で、切手の額面は印刷されず無額面切手となっていて、左下に小さく30ディナールと販売価格が印刷されています。
マケドニア(現在は北マケドニア)は、1991年独立以来多くの郵便税切手を発行し続けています。