ウォルト・ディズニー(1901~1966)がFBIのスパイだったという噂は、1993年に出版されたマーク・エリオットの著書「ウォルト・ディズニーの暗い秘密」で初めて浮上しました。
エリオットは、ディズニーが1940年代から1950年代にかけて、FBIにハリウッドの共産主義者の活動に関する情報を提供していたと主張しています。
1941年、ディズニースタジオの従業員がストライキを起こした際ここに参加した者たちは、リーダーシップの乏しさと士気の低下を主張していましたが、ディズニーは共産主義者の介入があったと固く信じて、そのことを下院非米活動委員会で証言しています。
駆け出しの起業家だった頃からチャンスを見つけ、それで儲けを出す手腕に長けた抜け目ないビジネスマンだっただけでなく、才能あるアニメーターで彼にはいくつか強力なコネがあり、その一人がFBIの初代長官ジョン・エドガー・フーバー(1895~1972)とのつながりであると言われています。
ジョン・エドガー・フーバーは、権力を乱用した人物でかつ非合法な組織ともつながりがあったことから、ウォルト・ディズニーもその巻き添えにあったともされています。
この主張は、ディズニーの孫であるロバート・ディズニーによって否定されています。
ロバートは、ディズニーがFBIのスパイだったという証拠はないと述べています。
ディズニーがFBIのスパイだったかどうかは、今のところ不明です。
彼がFBIのスパイであろうがなかろうが、彼が世界の子どもたちに夢と希望を与えたことは紛れもない事実です。
切手は2005年香港発行の「香港ディズニーランドオープン記念小型シート」で、香港ディズニーランドとディズニーのキャラクターたちが描かれています。
切手は1968年米国発行の「ウォルト・デイスニー顕彰切手」で、彼の肖像とともに世界の子供達が描かれています。
切手は2001年カンボジア発行の「アメリカ映画切手」の中の一枚で、映画フイルムの中に彼の肖像が描かれています。
切手は2013年ギニアビサウ発行の「ウォルトディズニーカンパニー 90周年小型シート」で、彼の肖像が描かれています。